いつもLOTUS for BrIGHTにご来訪ありがとうございます。弓惠です。
ジュエリーやカービングのお問い合わせを沢山いただいておりまして、毎日充実したありがたい時間をすごしています。
感謝しています。
昨日は、レモンクォーツのガネーシャカービングが大阪へ旅立ち・・・
ガネーシャカービングも残すところ2石となりました。
グリーントルマリンのガネーシャカービングをお持ちいただきましたお客様は、縦に穴を通し、モルダバイトと組み合わせてパワーストーンブレスレットを創作されたそうです。
ブレスレットのお写真を拝見しましたが、とっても美しく幻想的でした。
また、別のガネーシャカービングもご紹介できたらなーと考えております。
オレゴンサンストーンのスカラベをカービングする
さて、スカラベさんも大人気で・・・
UPしますとすぐにご縁を結んでいただいております。
ありがとうございます。
今回のブログには、オレゴンサンストーンのカボションから、スカラベをカービングして、そしてジュエリーに仕立てるまでの流れをつづってみようと思います。
サンストーンの中でも、オレゴンサンストーンの色彩が私は大好きです。
今回カービングしましたカボションは、シャンパンカラーのような淡い色彩の中に、オレゴンサンストーン特融のシラーが見られる穏やかな色彩のスカラベさんです。
リューターのポイントがサンストーンに触れた時、少しだけ、かけらが飛び散ったのでドキっとしました。
長石って、硬いように感じるのですが、水晶に比べたら硬度が6~6.5と少し柔らかいのです。
慎重に削りだしていき、スカラベの形を造形します。
そして、ヤスリを使い、番号の少ない順番にしてダイヤモンドペーストを使って艶を出して完成です。
オレゴンサンストーンの独特の淡いカラーが魅力的なスカラベさんに仕上がりました。
スカラベに合わせてアンクのシンプルなリングの原型を作る
オレゴンサンストーンのスカラベさんには、シンプルでラインの洗練されたカッコいいデザインを組み合わせました。
リングの両サイドに生命の紋章である「アンク」を装飾。
少し厚みを持たせたアンクなので、リングの内側から裏抜き(重量を軽減するための凹み)をしています。
シルバー製の場合なら裏抜きは必要のない作業ですが、ゴールドの場合は話は別です。
比重が違うので、ゴールドの場合はシルバーよりも重さが出てしまうんですね。
そうするとお値段も高くなってしまうし、身に付けるのにも重くなりすぎると疲れてしまいます。
ゴールドの場合は、シルバー製のジュエリーよりも加工に一手間も二手間も実はかかってくるのです。
バランスよくアンクが出来上がりましたので、これからキャスト(鋳造)の段階にすすみます。